mixpanelのグループ毎の行動分析をする有料オプションを使ってみる
ミックスパネラーの國崎です。
今回はmixpanelのGroup Analyticsという有料オプションを使って指定したグループ毎の行動分析をやってみます。
この記事でわかること
- Group Analyticsの使い方
- Group Analyticsの料金
Group Analyticsを使ってみる
Project Settingsを操作
Group Analyticsを使う際は、まずユーザーをグループ分けするためのGroup Keysを作成します。
Group KeysはProject Settingsから設定します。
Project Settings>OverviewのGroup Keysにある+Add Group Keyをクリック。
計測しているEvent propertyの中からGroup Keysとなるプロパティを指定します。
今回の場合あるBtoBのプロダクトを想定し、ユーザーが在籍している会社名のプロパティ名(company_id)をGroup Keysに指定します。
これで準備は整ったので作成したGroup KeysでどのようにGroup Analyticsが使えるかを確認してみます。
グループ単位での行動履歴をチェック
手始めにGroup Keysで作成したグループ単位での行動履歴がチェックできるやり方をお伝えします。
mixpanelの上部メニューにあるUsersに遷移します。
ページ上でユーザーの個人単位から作成したグループ単位にカウントを変更できます。
今回作成したCompanyに切り替えてみると会社単位にカウントが切り替わりました。
この状態でユーザーの行動履歴(Activity Feed)を見ると、会社単位でどういった行動をしてるかの履歴がチェックできます。
グループ単位でのレポートをチェック
レポートもグループ単位で見ることができます。
例えばインサイトレポートの場合、左メニュー上のUserをCompanyに切り替えます。
こちらのレポートだと直近30日のアプリをインストールした企業数の推移が見れるようになりました。
1つの画面で個人単位とグループ単位を比べることはできませんが、上記のような簡単な切替で以下のように別タブで並べて比較はできたりします。
このようにGroup Analyticsを使うとユーザー単位とは別にしたグループ分けの分析ができるので、個人単位とは別の行動分析をしたい場合に非常に有用となります。
Group Analyticsの料金
Group Analyticsは有料オプションになるかつ、無料プランでは対象外の機能になります。
そのため、mixpanelでGroup Analyticsを使う際は有料プランの金額に上乗せした金額が必要になります。
2023年11月時点でGroup Analyticsの料金は有料プラン金額の40%になっています。
mixpanelの有料プランはプラン毎に違いがあり、かつ計測するイベント数によっても変わってきます。
料金の詳しい内容や見積もりシミュレーションについてはこちらの記事で案内してます。
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